Q1. 画面に出ている基準価額で買える?
表示中の基準価額は、すでに公表された価格です。これから出す注文の価格を保証するものではありません。基準価額は投資信託の値段にあたり、通常は1日1回算出されます。
投資信託は、買付に適用される基準価額が分からない段階で申し込む「ブラインド方式」を採ります。注文後の値動きによって、見ていた価格より高くなることも、低くなることもあります。「今日はこの値段だから、この値段で買う」と考えないことが大切です。
根拠:資産運用業協会:基準価額とブラインド方式 / 楽天証券:基準価額の算出と約定単価。確認日:2026年10月11日。
Q2. 申込日・約定日・受渡日は、何が違う?
申込は受付、約定は取引の成立、受渡は代金の精算に関わる日です。注文ボタンを押した日と、価格が決まる日、取引の決済が行われる日を分けて読むと、日程を追いやすくなります。
- 申込受付日:何日の申込として扱われるかを示す日。締切後や休業日の注文は、入力した日とずれる場合があります。
- 約定日:売買の注文が成立する日。買付には、その約定日の基準価額が使われます。
- 受渡日:取引の決済が行われ、代金を精算する日。価格が決まる約定日とは役割が異なります。
画面では「申込日」「発注日」など、販売会社によって項目名が違うことがあります。記事の言葉だけで読み替えず、利用先の説明で、それぞれが何を示すかを確認してください。
根拠:SBI証券:注文・約定・受渡の意味 / 楽天証券:約定日に適用される基準価額。確認日:2026年10月11日。
Q3. 国内と海外のファンドでは、価格が決まる日も違う?
一般的には、国内市場に投資するファンドは申込受付当日、海外市場に投資するファンドは翌営業日に約定します。ただし、投資対象だけで日付を決めつけず、そのファンドの注文情報を優先してください。
ここでいう「国内・海外」は、主に投資する市場の違いです。日本の証券会社で購入する海外株式の投資信託でも、日本株の投資信託と同じ日程とは限りません。
また、日本が平日でも、海外市場の休場等によってファンド休業日となる場合があります。「翌営業日」を、単純にカレンダーの翌日と読み替えないようにしましょう。受渡までの日数もファンドごとに異なります。
根拠:楽天証券:投資先市場による約定日の違い・ファンド休業日 / SBI証券:ファンドごとに異なる約定日・受渡日。確認日:2026年10月11日。
Q4. 今日中に注文を入れれば、今日の申込になる?
そのファンドの締切時間と、申込を受け付ける日によって変わります。日付が変わる前に入力しても、当日扱いになるとは限りません。
SBI証券は、継続募集の投資信託について、各ファンドの「当社締切時間」を確認するよう案内しています。その時間以降の注文は翌営業日の発注として処理されます。すべての商品・販売会社が同じ時刻に締め切るわけではないため、この記事では一律の締切時刻を置きません。
確認する順番は、締切時間 → 申込受付日 → 約定日 → 受渡日です。週末や休業日に注文を入力できても、その日を申込受付日として数えない場合があります。注文確認画面や銘柄別の申込スケジュールに出る日付を読みましょう。
根拠:SBI証券:投資信託の注文受付の締切時間 / 楽天証券:ファンド休業日の注文。確認日:2026年10月11日。SBI証券のFAQにある新規募集投信の説明は、本記事の対象外です。
Q5. 注文したのに保有一覧にない。もう一度注文すべき?
再注文する前に、注文履歴と予定の約定日を確認してください。保有一覧にまだ出ていないことだけでは、注文の失敗とは分かりません。
SBI証券は、約定の画面反映を約定日の翌日と案内しています。注文の成立日と、それを画面で確認できるタイミングにも違いがあります。この反映時期を、他の販売会社にもそのまま当てはめないでください。
SBI証券では、買付前の日程は各投資信託の「注文情報」で、発注後の状況は「注文照会(取消)」等で確認できます。予定日を過ぎても状態が分からない、受付の記録が見つからない、といった場合は、利用先の公式窓口に注文状況を問い合わせましょう。
根拠:SBI証券:約定日・反映時期・注文状況の確認方法。確認日:2026年10月11日。
Q6. 買う前に、最低限どこまで分かればいい?
何日の申込になるか、価格が決まる日、受渡予定日の三つを確認し、注文時点では価格が未確定だと理解しておくことです。次の短いメモを、自分が買う予定のファンドで埋めてみてください。
ファンド名:____
販売会社の締切時間:____
申込受付日:____
約定予定日:____
受渡予定日:____
予定日を確認できたなら、注文後はその日程と注文履歴を照らし合わせられます。約定予定日や、どの日の基準価額が使われるか分からない場合は、注文を進める前に銘柄別の注文情報と目論見書を確認してください。このメモは本記事の整理で、取引結果や約定を保証するものではありません。
投資信託には値下がりによる損失のおそれがあり、元本は保証されません。購入時・保有中・換金時の費用も商品によって異なります。日程が分かることと、投資先として適していることは別に判断する必要があります。本記事は仕組みを説明する一般情報で、個別商品の購入や売買時期を勧めるものではありません。
リスク・費用の根拠:資産運用業協会「わかりやすい投資信託ガイド」。購入前には最新の目論見書・契約締結前交付書面等を確認してください。公式情報確認日:2026年10月11日。
定額で分けて買う仕組みは、ドルコスト平均法を数字で比べる記事で説明しています。口座開設から準備する場合は、SBI証券の口座開設前チェックも参照できます。